はじめに
今年のU15女子チームは、本当に素晴らしい歩みを見せてくれました。
そして、その中心で3年目を過ごし、最後のシーズンを支えながら成長をし続けてくれた3年生たちには、心から感謝しています。
Sports Intersection U15男女は今年で6年目。
その歴史の中でも、今年の女子チームは最も身長が低いスターティングファイブを揃えたチームでした。
スタートの5人は、158cmから165cmの間に収まる、とても小柄なラインナップ。
それでも今年は埼玉県という全国屈指の激戦区で、堂々と決勝戦まで進んでいます。
バスケットボールは身長が高い方が有利なのは間違いない。 でも身長だけじゃない。小さくてもできる事もある。 そんなバスケと、明るさと楽しさを決勝の舞台ではお見せする事ができると良いなと思っています。
3年前の優勝した時のメンバーとは体格もキャラクターも、全く違うメンバーですが、似ている所も実はあります。
それは頑張る事と、理解しようとする事、そしてコミュニケーション力です。
もしかするとそれが「インターセクションらしさ」なのかもしれません。

話はそれますが、3年前のその偉大な先輩達が、今年、高校に入ってから3年ぶりにインターハイでの「全国優勝」を成し遂げていました。
サクラコ、ディバ、そして桜花学園の皆様、優勝おめでとうございます🌸
オータムリーグで再構築された成長のストーリー
埼玉県女子U15、1部リーグはどのチームも実力が拮抗し、
わずかな差で勝敗が決まる緊張感のある戦いがオータムリーグの序盤から続いていました。
そんな中、私たちのチームは、開幕からまさかの4連敗スタート。
7試合しかないリーグ戦の中で4連敗という痛手。 夏に団結力を高めて成長をしていたチームが、リーグ戦開始から何かが上手くまとまり切れずに悔しい負けを重ねていました。
「このままでは2部降格の可能性が非常に高い」
ぐらぐらするチームと共に、そんな不安と現実が見えてきた時期でもありました。

チームを変えた“ミーティング”
4戦目終了後、選手・保護者を交えたミーティングを実施。
「ここから意識を変えよう」
「もう一度、全員で同じ方向を向こう」
こんなもんじゃないよ。絶対に悔い無くやり切ろう。 その時間が、確実にチームのターニングポイントになりました。
ミーティング後――
チームは残りの3戦を上位チームを相手に3連勝。
最終成績は 3勝4敗・5位。
あの日から、誰が見ても“ひとつのチーム”になっていました。
まとまり、声、空気感、姿勢、全てが整い始め、
「この子たちが本来持っている力」
を一気に表面に出すことができた残りの3試合でした。

そして、U15選手権大会
オータムリーグ終了から1ヶ月とちょっとが空いた後、ついに始まったU15埼玉県予選2次ラウンド。
1ヶ月の公式戦のなかった期間がなのか
1番大きな大会と言うプレッシャーからなのか
はたまた、トーナメントだからなのか
とてもとても緊張をしていて中々笑顔が引き出せなかった今回のトーナメント。
そんな中、1回戦 → 準々決勝 → 準決勝と苦しみながらも勝ち進み、徐々に今大会にも慣れてきたのか、試合中にも沢山の笑顔が見れるように。
そしてついに決勝の舞台へ。
オータムリーグの後半から、やる事をちゃんとやれれば決勝まで行ける可能性はある。と皆で自分たちを信じてここまでやって来ました。
そして選手たちはそれを見事に形にしてくれました。

この記事を書いている今は、ちょうど決勝戦を3日後に控えたタイミング。
もう残っているのはここ埼玉県でたったの2チームだけです。
ここまで成長を続けてきた君たちは本当に素晴らしい。
今年一番の舞台で、選手達がのびのびと、楽しく、明るく、そしてインターセクションらしく、戦ってほしいと思っています。

U15選手権大会埼玉県予選、男女そろってベスト4を達成
今年は男女ともにU15選手権予選ベスト4に進出。
会場での男女揃ってのの応援が響き合い、本当に一体感のある時間でした。
観客席だけを見ても「バスケットボールを楽しむ雰囲気とチームの一体感が」伝わるチームになってきたなと思います。
それが今のSports Intersection U15です。

男子もここから最後の挑戦へ

男子はU15選手権大会埼玉県予選は準決勝で敗退しましたが、まだチャンスがあります。
全国クラブ選手権埼玉予選の出場資格を満たしており、ここからがもう1つの全国に向けた本当の最後の勝負です。
男子チームも女子に負けず劣らず、良いチームだと思っています。
小さなズレを修正し、チームが本当に一丸になれるか。
苦しい時に、コートの中でお互いにどれだけ思いやり助け合えるか。
最後の集大成を見せる時期に来ています。
男子の最後の意地、見せに行きたいと思っています。

最後に

ここまで頑張ってきた選手たちを誇りに思います。
中学生という成長途中であり、多感な時期。良い事も、悪い事も、嬉しい事も、悔しい事も、今年も沢山の経験をして来ました。
そして数えきれない程、沢山のチャレンジも成長もしてきました。
支えてくださっている保護者の皆様、卒業生、関係者の皆様、本当にありがとうございます。
これからもインターセクションらしく、
謙虚に、前向きに、楽しんで、努力をし続ける。
そして何よりもコミニケーションとチーム力。
さあ!今週末も男女ともに思いっきり行こうぜ!!!
Sports Intersection U15男女の応援、よろしくお願いいたします。
